国会図書館でエロ本借りてみた時の話
皆様こんばんは
論文の査問待ちで実質春休み状態で暇なのでまたブログを更新してます。
タイトルはすっげえそのままですが国立図書館に行った時の話でもしたいなと思ってます。
国立図書館ですがどんな場所かというと
国立国会図書館(こくりつこっかいとしょかん、英称:National Diet Library)は、日本の国会議員の調査研究、行政、ならびに日本国民のために奉仕する図書館である。また、納本制度に基づいて、日本国内で出版されたすべての出版物を収集・保存する日本唯一の法定納本図書館である。設置根拠は国立国会図書館法第1条。(wikipedhia参照)
ざっくばらんに言うと日本で出版された本が全てある図書館らしいです。
今まで関西に住んでたのでこんな素晴らしい図書館があるとはつい最近まで知りませんでした。
(さっき調べたら関西にもあるみたいです)
さて論文を書いたことある人なら分かると思いますが、論文は各学問問わず100%自分の意見だけでは
書けません。どんなに優秀な人でも理論や先達の方々の論文を借りなければなりません。
でもこの論文というのがなかなか見つからない。論文を書いてわかったのですが、論文というのは基本
あまりネットでは見つかりません。見つかっても要旨だけだったりで肝心のデータやどう調査したのかが
わからないことが多いのです。
本を探してそれを注釈や引用として使えば良いのかもしれませんが、自分の論文の独自性を書く必要があるのでとりあえず先行研究としてほかの人の論文を読みまくる必要があるわけです。
修士論文は各大学ごとにあって検索が面倒ですが博士論文以上ならば基本的に置いてありますので
国立図書館に行ってみることにしました。この時2013年12月頃の話です。(ちなみに論文の締め切りは2014年の1月14日)
個人事ですが、僕は東京に出て今の大学院に入って2年ほど経ちますがあまり東京観光をしなかったので
今回が初めての国会見学ということになりました。いやあ警察官が多くて悪いことできないなという気持ちと
あとデモ隊の声がやかましい。
そんな中国会図書館についたらまずしないといけないのが、身分登録。
そして18歳以上しか作れないということを知ってちょっとびっくりしました(理由は後ほど分かる)
登録自体は紙に住所とか名前とか身分証明書を添えて出すだけなので10分もかかりませんでした。
この時期卒論の締切が近かったからか大学生が多数いたのを覚えています。
さてカードを作って入るんですが、国会図書館は電子化してるためパソコンで読みたい本があれば
それを打ち込んでカウンターに持ってきてもらうというシステムなんですね。
まあ僕も他の方の論文を見に来たわけなので真面目に○○に対する研究みたいなの調べてたわけです。
でもそんな中ふと出来心が生まれましてね。日本にある書物なら何でもあるということはエロ本もあるんじゃないの?
そう思って何気なく『快楽天』を入力してみたら普通にありました。
『COMIC快楽天』(コミックかいらくてん)は、ワニマガジン社発行の成人向け漫画雑誌。
1994年に『漫画エロトピア』9月8日増刊号としてスタートし、1995年9月号から独立創刊。創刊から10年以上経ち、定期刊行中の成年漫画雑誌として1986年創刊の『ペンギンクラブ』に次ぐ。(wikipedhia参照)
快楽天って何?野球の球団の本?と思ってる方いるかもしれませんが、分かりやすく言うとエロ漫画のジャンプ的ポジションの雑誌です。ちなみにこれチャンピオンより部数が売れてるそうです。
いや普段なら僕は真面目なんでこういうの買ったりとかしないんですが、図書館でエロ漫画を借りれるという事実に少し興奮しましてね。借りてみることにしました。ただ快楽天1冊だけだとちょっと恥ずかしいので
お堅い論文2冊でカバーをして普段は興味ないけどたまたまエロ漫画も借りちゃったという体で借りることにしました。
国立図書館のシステムとしてはパソコンで借りたい雑誌や本があれば、それを打ち込んで雑誌カウンターに来るのを待つのですが、これがなかなか来ない。気になってカウンターの人に聞いてみたら「雑誌は別室に届きます」と言われたのでなるほど別室に来るのかと思い2階の別室に行ってみました。
するとその別室だけは広い国会図書館の割に小さめな部屋で受付に司書の女の子が一人いるだけ。
女の子の年齢はいくつくらいでしょうか、大学卒業して2、3年くらいだから僕より年下かもしれません。
人間何事も第一印象が大事ということでその女の子に紳士的に「あのー頼んでた本がここで来るって聞いたんですけど。届いてますか?」と尋ねたわけです。
するとその女の子。多分本が好きなんでしょうねやや慌てたような声で「えっとちょっとお待ちください」と少し横の棚に行って持ってきてくれたんです。
きっとこの子は普段は控えめなんだろうけど本とか好きな話題になると、楽しそうにおしゃべりしてくれるんだろうなと脳内で相手のことをカウンセリングしてたら「お待たせしました」と言って出してくれたのがこれ
どうやらお堅い論文とか本はまた違うとこで借りないといけないらしく、ここで借りれるのはエロ漫画だけ。
何かエロ漫画が来なくて督促までしてた人と彼女の中で思われたに違いないと思うと興奮うひゃーってなりそうでした。
まあせっかく借りれたからすぐ返すのもあれかなと思い、
一応図書館なので中は修正とかされてないのかなと思って見てみると
普通に無修正でした。
え?何?ここエロ本借り放題とか天国じゃん!!
思わずテンション上がったその時に僕の向かいに何かこう野武士みたいなもさいおっさんが来ましてね。
いくら僕でも常識とかありますから、人前で快楽天とか読むの恥ずかしいじゃないですか。だからそっと隠したら目の前で野武士みたいなおっさんがエロ漫画を10冊ほどどさっと置いて読み始めたんですよ。
え?もしかしてこの部屋隔離されてるの??
と少し焦りましたが、しばらくするとほかにも何人か普通そうな客が入って雑誌を読み始めたから
けしてエロ漫画を借りる人だけを隔離する部屋ということでないことが判明してほっとしました。
あと食堂もあったのでせっかくだから食べることに。生姜焼き定食を食べました。
国立図書館 食堂 不味いでググったら結構な数がヒットしたのでどれほど不味いのかと思って
食べましたが。うん、不味くもなく美味くもなくってとこでした。
顔文字で表すとこんな感じですかね( ゚v^ )
さて国立図書館は勉強する人にも色々な本を借りたいという人にも(ただし室内閲覧のみ)いいと思うので
論文を書くだけに通うんじゃなくてもっと早くから通えば良かったなと帰りの国会議事堂を見ながらそう思いました。