フラッシュゴードン感想
昔から思ってたんですけどブログって更新する更新すると言って中々更新しなくなるものですね。
基本的にブログ管理人は先っちょだけ先っちょだけと言って、中にずぶりと突っ込んでしまうような嘘つきばかりです。
さて映画感想ですが、以前言っていた糞映画フラッシュゴードンの感想です。
tedの感想は多いと思いますが、tedを見てフラッシュゴードンってあんだけ言われてるから面白いかもと思われてる方へ感想を書きました。
フラッシュゴードン
あらすじ
未知のエネルギー放射線のために月の軌道がずれ、10日以内に月が地球に衝突するだろうという恐るべき事態をむかえた人類が、フットボールのヒーロー、フラッシュ・ゴードンの力を得て宇宙の平和を守るというアレックス・レイモンドの新聞連載マンガを基にしたSF映画。製作総指揮はバーナード・ウィリアムス、製作はディノ・デ・ラウレンティス、監督は「電子頭脳人間」のマイク・ホッジス、脚本はロレンゾ・センプル・ジュニア、撮影はギルバート・テイラー、音楽はクイーン、編集はマルコム・クック、美術はジョン・グレイスマークとノーマン・ドーム、特殊効果はグレン・ロビンソン、ジョージ・ギブスとリチャード・コンウェイが各々担当。出演はサム・ジョーンズ、メロディ・アンダーソン、オルネラ・ムーティ、マックス・フォン・シドー、ハイアム・トポル、ティモシー・ダルトン、マリアンジェラ・メラートなど。
http://movie.walkerplus.com/mv7813/より抜粋
tedでフラッシュゴードンからお金をもらってるのかと疑うほど、ゴリ押しされていたこの映画。
ゴリ押しどころか本人まで登場してしまい、作中で部屋でホームパーティーをしていると騒ぎすぎて、隣人の中国人が苦情言いに来たら皇帝ミンと間違えてタックルをしてしまうくらいストーリーに絡んでいます。
しかも、tedの主人公ジョンは彼女と上司のホームパーチーに参加してたのに子供の頃からフラッシュゴードンという糞映画にはまっていたため、熊のtedがフラッシュゴードン来るからお前もこっち来いよ
と言われて、彼女のことを放り出して駆けつける始末。これが原因で振られます。
それだけはまっているということはもしやこの映画面白いのかと思ってみたのですが、これがもう
はっきり言ってB級映画もいいとこ
もうどんだけB級かと言いますと、謎の帝国軍が攻めてくるんですけどこれがちゃちい。
背景も絵の具で描いたのかという手抜き感。
宇宙人が攻めてきたという設定なのに何故かアメリカ人の主人公と通訳なしで会話できる。
そして主人公は何故かアメフト選手。
しかもアメフトを使うシーンが1度しかない。
ツッコミ出したらキリがないんですが、何より一番突っ込みどころはこれをスターウォーズの監督ジョージ・ルーカスはスターウォーズよりこっちを映画化する予定だったと聞いて思わずマジかよルーカスと言いたくなりましたね。
どうやら原作はアメリカでコミック・ストリップ(新聞連載漫画)として登場~1934年が最初ということです。
こんな感じの漫画形式で日本でもタンタンの冒険とか知ってる人も多いかもしれません。(ちなみにタンタンの冒険は英語で書くと「THE ADVENTURES OF TIN TIN」になるらしくこれを邦訳するとチンチンの冒険になるはずだけどならなかったのはまあチンチンが冒険と聞くと勘違いする人が多いからでしょうね)
さて、もう話もクソで雰囲気もしょぼくて、主人公がイケメンだからと勝手に敵の皇帝の娘が助け出したりとご都合主義満載な映画ですが唯一の見所は音楽。
このバックミュージックですが、なんと作ったのはかの有名なQUEEN
聞けばわかるんですが、単調なベース音が妙に惹かれてしまう。
Queen - 'Flash'
フラッシュのテーマ / クイーン
フラッシュ、あぁ――宇宙の救世主よ
フラッシュ、あぁ――我らすべてを救うだろう
フラッシュ、あぁ――彼こそは奇跡の人
フラッシュ、あぁ――不可能(を可能にする)王者
彼は我ら一人一人、すべてのために
我らすべてを守るため、戦う
その並外れた力強い手で
あらゆるの男を、あらゆる女を
あらゆる子供を、一人残らず救う
大いなるひらめき(フラッシュ)で
フラッシュ、あぁ――
フラッシュ、あぁ――我らを一人残らず、救い給う
人間としての勇気を持った
ただの人間に過ぎない
あくまでも人間、それ以上のものにはなれないと
彼は知っている
それでも、決して期待は裏切らない
純粋なる心を持つものだけが
黄金の聖杯を見つける可能性を持つのだ
おお――
フラッシュ――
歌詞もよくわからなかったのですが、なんか面白い。
ただの人間がいきなり宇宙人と戦うという設定でよく分かんねえと思ってたんですがこの
テーマソングは思わず口ずさみたくなりました。
結論としては映画はB級、音楽はA級というのがフラッシュゴードンの感想です。
さて映画ばかり見てみなさん僕のことを暇だと思っていますが、一応大学院生でして
そろそろ論文に取り掛からないと卒業できないくらいピンチで現実逃避のためブログにハッスルしててどうしたらイイんでしょうね。
フラッシュ、あぁ――